心身の負担が大きい看護師の夜勤・交替制勤務

病院に勤務する看護師の仕事の一番の特徴であり、また同時に大変とされるのが、夜勤・交代制勤務があるといことです。入院患者は1日を通して症状が変動しますし、夜中だからといって症状が和らいだり、無くなったりすることはありません。

夜間の病院は急患が多い

夜間に容体が急変して救急患者が搬送されてくることもありますし、入院患者の具合が悪くなることもあります。出産はしばしば夜半や早朝にやってきます。

外来に勤務する場合を除いて病棟に勤務する看護師は、二交替制勤務や三交替制勤務(日勤・準夜勤・深夜勤)などが常態となっています。常勤の負担を軽減するために夜勤専従の看護師を募集している医療機関もありますが、経営基盤が安定している大規模病院に限られています。

夜勤時、看護師はナースステーションで座っていればよいのではなく、定期的に巡回を行ったり、絶えず鳴るナースコールによって患者のベッドサイドまで駆けつけてケアを行います。しかも、その作業はすべて立ち仕事となります。

交替制勤務の場合、患者の症状の変化などについての申し送りが行われるため、各体制の勤務時間は30分重なり合っています。しかし、実際は30分で申し送りが終わらないこともあり、その場合は時間外となります。申し送りだけでなく、患者の容体が急変することもあり引き続き仕事をしなければならないケースもしばしばです。

人手の少ない病院では1つき当りの夜勤労働時間を合わせると、過労死のリスクが高まるレベルまで働いている看護師も少なくなく、体調を崩して若くして職場を離れる新人もいるのです。

医師も術後患者や重篤患者の予後や急変に備えてしばしば夜間当直をおこない、薬剤師、診療放射線技師なども、入院患者や救急患者の搬入に備えます。しかし、看護師のように夜勤・交替制勤務にしっかりと組み込まれ、それが年間を通じて続くという働き方は、他の職種には見られない体力的にハードな労働と言えます。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です