病棟看護師の給料・福利厚生・夜勤について

夜勤のみのパートして働いている方もいますが、そのようなケースを除いては毎日夜勤をしなければならないわけではありません。3交替制を例に挙げると、1日目は8:00~16:00の日勤、8時間開いて2日目は0:00~8:00の深夜勤、また8時間あけて3日目は16:00~0:00の準夜勤、そして4日目が休みで、5・6日目が日勤、7日目が準夜勤という具合にずれていきます。2交替性の場合でも大体同じです。

看護師の給与は頭打ちが早い

新人のころは環境になれずに時間を見つけては寝る毎日が続くことと思いますが、徐々に慣れた2年目あたりからは、自由な時間を作れるようになってきます。ただ、深夜に12時間以上も働くということは健康上決してよいことだとはいえません。しかも、大切な人の命に関わる仕事ですからなおさらです。

シフトの組み方も、いろいろと工夫がなされるようになってきていますが、この問題は看護師だけでなく、患者さんや看護を受ける人全員に関係してくるものです。何かあった場合にその影響を受けるのは患者産なのです。今後も、この問題が改善されるための努力が必要になるでしょう。

お給料ですが、他の職種と同様に、看護師の給料も年齢や経験年数、働く場所によって違っています。国立病院機構の病院に勤務した場合は、医療職の国家公務員に適用される「医療職俸給表」に基づいて決められます。そのため、地方自治体や民間の病院においても、これに準拠して基本額を決めているところが多数を占めています。

日本看護協会が調査した「新卒者初任給モデル賃金」を見ると、国や自治体を除いた病院では平均25万3000円となっています。これは高校卒業後3年間の養成校を経て資格を取得し、勤務は3交替制で月8回の夜勤を行うとして想定した場合の税込み給与総額です。

新卒の初任給としては高いほうに位置しているといえます。それだけ責任の重い仕事であるということなのですが、3年、5年、10年・・・と経験を積んでからの給与については、経験・年齢による昇給はあるものの、仕事の内容を考えると必ずしも満足していないというのが現場の声です。

各種社会保険や住居、育児に関する待遇も気になるところでしょう。これらは大きな病院ほど充実度が高く、近年は職員量として一人用のマンション形式を採用するケースも増えてきています。

また、育児を支援するために、病院内に保育所を設けているところ、保養所を持っていたり、スポーツ施設を格安で利用できる環境を整えていたりする病院もあります。そのほか、新人の教育やキャリアアップのための研修制度など、多くの病院で職員教育プログラムが実施されています。